TEXT関数の練習問題(全5問)

色のついたセルに数式を入力して Enter。範囲はドラッグでも選べます

0 / 5 問クリア
Q1

日付から曜日を出す

B2 に、A2 の日付の曜日を「土」のように1文字で表示してください。

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A2 に入っている 46270 は、日付を表す通し番号(シリアル値)です。そのままでは数字にしか見えませんが、TEXT で「aaa」の書式を当てると曜日として読めます。「aaaa」にすると「土曜日」になります。

模範解答: =TEXT(A2,"aaa")

TEXT関数は、数値や日付を、指定した書式の文字列に変換する関数です。

書き方
=TEXT(値, "書式")
=TEXT(A2,"aaa")

TEXT関数とは

TEXT(テキスト)関数は、数値や日付を、指定した見た目の文字列に変える関数です。

日付から曜日だけを取り出す、番号を 001 のように桁をそろえる、金額に3桁区切りを付ける。「計算結果は合っているのに、見せ方が違う」という場面で使います。

=TEXT(A2,"aaa")

これで A2 の日付から のような曜日が取り出せます。

2つの引数

=TEXT(値, "書式")
位置 意味
1つめ もとの数値・日付
2つめ どう見せるかを表す書式" で囲む

書式は決められた記号の組み合わせです。記号でない文字はそのまま出ます。

表示形式との違い — ここが一番大事

Excel には、セルの「表示形式」を変える機能もあります。見た目だけなら、そちらでも同じことができます。違いは、中身が変わるかどうかです。

やり方 中身 計算に使えるか
セルの表示形式 数値のまま 使える
TEXT関数 文字列になる 使えない場合がある

TEXT の結果は文字列です。=TEXT(1234,"#,##0") は数値の 1234 ではなく、1,234 という文字を返します。

そのため、次のような使い分けになります。

  • 表を見やすくしたいだけ → セルの表示形式を変える
  • 他の文字とつなげたい・文字として扱いたい → TEXT を使う

TEXT がいちばん活きるのは、文字列と組み合わせるときです。

="納品日は"&TEXT(A2,"m月d日(aaa)")&"です"
   → 納品日は9月5日(土)です

& で日付をそのままつなぐと 46270 というシリアル値が出てしまいます。TEXT を挟むことで、読める形に直せます。

日付の書式

Excel は日付を「1900年1月1日からの通し番号」で持っています。この数字を、指定した形に組み替えるのが日付の書式です。

記号 意味 例(2026年9月5日)
yyyy / yy 2026 / 26
m / mm 9 / 09
d / dd 5 / 05
aaa / aaaa 曜日(日本語) / 土曜日
ddd / dddd 曜日(英語) Sat / Saturday

記号を2つ重ねると0埋めになります。 m9mm09 です。

=TEXT(A2,"yyyy/mm/dd")     → 2026/09/05
=TEXT(A2,"yyyy年m月d日")     → 2026年9月5日
=TEXT(A2,"m/d(aaa)")       → 9/5(土)
=TEXT(A2,"aaa")            → 土

/ ( ) のような記号でない文字は、書いたとおりに出ます。

曜日を出す aaa は、TEXT のいちばんの使いどころです。 曜日を返す関数は WEEKDAY もありますが、あちらが返すのは 7 のような数字です。「土」と表示したいなら TEXT を使います。

数値の書式

記号 意味
0 桁を必ず表示する(足りなければ0を補う) =TEXT(5,"000")005
# 桁があれば表示する =TEXT(3,"0.##")3
, 3桁区切り =TEXT(1234567,"#,##0")1,234,567
. 小数点 =TEXT(1234.5,"#,##0.00")1,234.50
% 100倍して % を付ける =TEXT(0.256,"0.0%")25.6%

0# の違いは、桁が足りないときに0を出すかどうかです。

=TEXT(5,"000")     → 005     0 なので必ず3桁になる
=TEXT(5,"###")     → 5       # なので余った桁は出ない

伝票番号や社員番号を 001 の形にそろえたいときは 0 を使います。

つまずきポイント: 書式は必ず " で囲む

書式を " で囲み忘れる間違いが多くあります。

=TEXT(A2,aaa)      ← 間違い。#NAME? になる
=TEXT(A2,"aaa")    ← 正しい

" を付けないと、Excel は aaa名前(関数名や定義された名前)だと考えます。そんな名前は無いので #NAME? が返ります。

書式は値ではなく指示なので、必ず文字列として渡します。

つまずきポイント: 結果は文字列なので合計できない

TEXT で整えた列を、そのまま SUM で合計しても足されません。

=SUM(B2:B4)    → 0     B列が TEXT の結果だった場合

SUM は範囲の中の文字列を無視します。TEXT の結果は文字列なので、まるごと飛ばされてしまいます。

計算に使う列と、見せるための列は分けてください。 元の数値はそのまま残し、TEXT は表示用の列だけで使うのが安全です。

負の数や0で表示を変える

書式を ; で区切ると、正の数・負の数・0 で見せ方を変えられます。

=TEXT(-1234,"#,##0;▲#,##0;-")
区画 使われるとき この例の結果
1つめ 正の数 1,234
2つめ 負の数 ▲1,234
3つめ 0 -

会計の資料で、マイナスを で表したり、0を - と書いたりする形を作れます。

関連する関数

関数 用途
ROUND 数値そのものを丸める。TEXT と違い結果は数値
YEAR / MONTH / DAY 日付から年・月・日を数値で取り出す
SUM 合計する。TEXT の結果は無視される
IF 条件で表示を変える。TEXT は書式で見た目を変える

次に進むには

TEXT は「見た目」を担当する関数です。中身を変えずに表示だけ整えたいなら、まずセルの表示形式を試し、文字列とつなげたいときに TEXT を使う、と覚えておくと迷いません。

日付から年や月を数値として取り出したいときは、TEXT ではなく YEAR・MONTH・DAY を使います。