英数字・記号を組み合わせた安全なパスワードを自動生成します。
使い方
- Length でパスワードの文字数を選びます。 8 / 12 / 16 / 24 のプリセットか、任意の文字数(4〜128)を入力できます。長いほど安全です。
- Character Set で使用する文字の種類を選びます。 大文字・小文字・数字・記号から、混ぜたい種類を選んでください。種類が多いほど強度が上がります。
- Quantity で一度に生成する数を決めて、パスワードを生成する を押します。 候補が並ぶので、好きなものを選んでください。何度でも引き直せます。
- 各カードのアイコンで個別にコピー、またはすべてコピーでまとめて取得できます。
パスワード生成について
このパスワード生成ツールは、ブラウザだけで安全な乱数を作る道具です。生成には JavaScript の crypto.getRandomValues()(暗号学的に安全な乱数)を使用しており、予測されにくい強度のパスワードを作れます。
一般的に、12 文字以上 + 文字種を3つ以上組み合わせると総当たり攻撃に強いとされています。記号を加えるとさらに強度が上がりますが、サービスによっては記号が使えない場合もあるので、用途に合わせて切り替えてください。
強度を決める要素のうち、最も効くのは長さです。英数字(62種類)で作った場合、8文字では組み合わせが約2.2×1014通りなのに対し、16文字では約4.8×1028通りになります。その差は約218兆倍で、単に2倍ではありません。一方、記号を加えて文字種を62から94に増やしても、増える強度は4文字伸ばした場合の5分の1程度にとどまります。複雑にするより長くするほうが効率的だと覚えておくと、設定の判断がしやすくなります。
人が自分で考えた「ランダムなつもりの文字列」には、意外なほどクセが出ます。単語の後ろに数字を足す、文字を記号に置き換える(p@ssw0rd など)、末尾の数字だけを変えて使い回す——こうしたパターンは攻撃側のリストにも織り込まれているため、見た目の複雑さほどには強くなりません。機械が作った乱数を使う意味はここにあります。
そしてもうひとつ、強度では防げない攻撃があります。他のサービスから流出したIDとパスワードの組み合わせを、そのまま別のサービスで試す「リスト型攻撃」です。これはパスワードがどれだけ複雑でも関係がなく、使い回していれば1か所の流出ですべてが破られます。サービスごとに違うパスワードを使うこと、そして2要素認証を有効にできる場面では必ず有効にすることが、長さや文字種の設定より効果の大きい対策です。
生成されたパスワードはブラウザ内のメモリにのみ存在し、外部に送信されることはありません。ページを閉じれば消えるので、必要なものはパスワードマネージャーなどに保管してください。生成したパスワードを覚える必要はなく、マスターパスワード1つだけを強固にしておき、各サービスには別々のランダムな文字列を割り当てるのが現在の標準的な運用です。
よくある質問
Q. 生成したパスワードはどこかに保存されますか?
A. 保存されません。生成されたパスワードはブラウザ内のメモリにのみ存在し、外部への送信も行いません。ページを閉じると消えるため、使いたいパスワードはご自身でメモするかパスワードマネージャーに保存してください。
Q. 安全なパスワードは何文字以上ですか?
A. 一般的に12文字以上で英大文字・小文字・数字・記号を3種類以上組み合わせると、総当たり攻撃に強いとされています。特に重要なアカウントには16文字以上を推奨します。
Q. 記号を含めるとサービスで使えないことがあります
A. サービスによっては一部の記号が使えない場合があります。記号のチェックをオフにして英数字のみで生成することもできます。
Q. 複数のパスワードをまとめて生成できますか?
A. はい。生成数の設定で1回に複数のパスワードを生成できます。複数のアカウント用にまとめて作りたい場合に便利です。
Q. 乱数の生成方法は安全ですか?
A. はい。暗号学的に安全な乱数生成 crypto.getRandomValues() を使用しています。一般的な Math.random() とは異なり、推測されにくいランダムなパスワードが生成されます。
Q. パスワードは定期的に変更したほうがよいですか?
A. 漏洩の兆候がない状態で機械的に変更することは、現在は推奨されていません。変更を強制されると、末尾の数字だけを増やすといった予測しやすい変え方に流れてしまうためです。強いパスワードを設定して使い回さないことのほうが重要とされています。ただし、流出の可能性があるとき、共有していた人が離れたときは、ただちに変更してください。
Q. 記号を入れられないサービスでは強度が下がりますか?
A. そのぶん長くすれば十分に補えます。記号を加えて文字種を62から94に増やす効果より、4文字伸ばす効果のほうが大きいためです。記号が使えない場合は、長さの設定を数文字増やしてください。
Q. 生成したパスワードを覚えられません
A. 覚える必要はありません。パスワードマネージャーに保存して管理するのが現在の標準的な方法です。覚える必要があるのはマスターパスワード1つだけで、そこにはランダムな単語を複数並べた「パスフレーズ」を使うと、強度を保ちながら記憶しやすくなります。
Q. 似た文字(0とO、1とl)が混ざると読み間違えます
A. 紙に書き写したり口頭で伝えたりする用途では、生成したものをそのまま使わず、紛らわしい文字が含まれていないものを選ぶか、長さを確保したうえで文字種を絞るのが実用的です。パスワードマネージャーでコピーして使う場合は、読み間違いが起きないため気にする必要はありません。
活用シーン
新規アカウント作成
サービスやシステムへの登録時に安全なパスワードをすぐ用意したいとき。長さや文字種を指定してランダムに生成できます。
漏洩が疑われるときの変更
利用中のサービスで情報漏洩が公表されたときや、同じパスワードを他所でも使っていたことに気づいたとき。該当するすべてのサービスで、別々の新しいパスワードに置き換えます。なお、漏洩の兆候がない状態で機械的に変更することは、現在は推奨されていません。
社内ポリシーによる更新
勤務先の規定で定期的な変更が求められている場合に。末尾の数字だけを増やすといった変え方は予測されやすいため、そのつど新しくランダムに生成したものへ置き換えるのが安全です。
テスト環境の仮パスワード設定
開発・テスト用アカウントに仮のパスワードを素早く設定したいとき。ランダムな文字列をコピーしてすぐ使えます。
共有アカウントの引き継ぎ
チームで共有していたアカウントから誰かが抜けたとき。退職や異動のタイミングでパスワードを作り直すことで、アクセスできる範囲を確実に整理できます。
Wi-Fi やデバイスの初期設定
ルーターの管理画面や無線LANのパスワードを、初期値から変更したいとき。工場出荷時のパスワードは機種ごとに公開されていることも多いため、設置時に必ず変更しておきたい項目です。