COUNT・COUNTA・COUNTBLANKの練習問題(全5問)
色のついたセルに数式を入力して Enter。範囲はドラッグでも選べます。
数値の個数を数える
B6 に、点数が入力されている人数を求めてください。
ヒント 1
数値が入っているセルの個数は COUNT で数えられます。
ヒント 2
範囲は氏名ではなく、点数の列(B2:B5)です。
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COUNT は数値の入ったセルだけを数えます。佐藤さんの行は空白なので数えられず、答えは 3 です。SUM や AVERAGE と同じく、範囲の指定のしかたは共通です。
模範解答: =COUNT(B2:B5)
名前は COUNT で数えられない
B6 に、名簿に載っている人数を求めてください。COUNT を使うとどうなるかも試してみてください。
ヒント 1
数える範囲は氏名の列(A2:A5)です。
ヒント 2
文字列も数えたいときは COUNTA を使います。
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COUNT は数値しか数えないため、氏名の列に使うと 0 になります。文字列を含めて数えるときは COUNTA です。名簿の人数、提出済みの件数など、実務では COUNTA のほうが出番が多くなります。
模範解答: =COUNTA(A2:A5)
未提出の人数を数える
B6 に、点数がまだ入力されていない人数を求めてください。
ヒント 1
空白のセルを数える専用の関数があります。
ヒント 2
COUNTBLANK を使います。範囲は点数の列です。
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COUNTBLANK は空白のセルの個数を返します。「あと何件残っているか」を出すのに便利です。人数から入力済みを引く「=COUNTA(A2:A5)-COUNT(B2:B5)」でも同じ答えになります。
模範解答: =COUNTBLANK(B2:B5)
文字が紛れ込んでいないか調べる
B7 に、点数の列に文字列が入っているセルの個数を求めてください。
ヒント 1
COUNTA は文字も数え、COUNT は数値だけを数えます。
ヒント 2
その差が、文字列が入っているセルの個数になります。
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COUNTA は5、COUNT は3なので、差の 2 が文字列の個数です。数値を入れるはずの列に「欠席」「辞退」のような文字が紛れていると、SUM や AVERAGE の結果が想定とずれます。この式で確認できます。
模範解答: =COUNTA(B2:B6)-COUNT(B2:B6)
提出率を出す
B7 に、点数が入力されている人の割合(提出率)を求めてください。人数は氏名の列から数えます。
ヒント 1
提出率は「点数が入っている人数 ÷ 名簿の人数」です。
ヒント 2
点数の個数は COUNT、名簿の人数は COUNTA で数えます。割られる数が先です。
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数える関数は、割り算と組み合わせると割合になります。COUNT は数値の個数なので提出済みの人数、COUNTA は氏名の個数なので名簿全体の人数を表します。3 ÷ 5 で 0.6 です。人数を「5」と直接書いてしまうと、名簿が増えたときに直し忘れます。なお、実際の Excel では表示形式をパーセントに変えると 60% と表示できます(この練習では小数のまま表示されます)。
模範解答: =COUNT(B2:B6)/COUNTA(A2:A6)
COUNT は数値、COUNTA は空白以外、COUNTBLANK は空白のセルを数えます。
- 書き方
=COUNT(数える範囲)- 例
=COUNT(B2:B10)
「数える」関数は3つある
Excel で個数を数える関数は、何を数えたいかによって使い分けます。
| 関数 | 数えるもの |
|---|---|
COUNT |
数値が入っているセル |
COUNTA |
空白以外のすべてのセル(文字列も含む) |
COUNTBLANK |
空白のセル |
いちばんよくある失敗が、名簿の人数を数えようとして COUNT を使ってしまうことです。名前は文字列なので、COUNT では 0 になります。
COUNT — 数値だけを数える
=COUNT(B2:B10)
範囲の中で、数値が入っているセルの個数を返します。文字列・空白・エラー値は数えません。
金額や点数など、数字が並ぶ列に対して「何件入力されているか」を知りたいときに使います。
COUNTA — 空白以外を数える
=COUNTA(A2:A10)
範囲の中で、何かが入っているセルの個数を返します。数値でも文字列でも、中身があれば数えます。
名簿の人数、提出済みの件数、選択された項目数など、実務ではこちらのほうが出番が多い関数です。
COUNTBLANK — 空白を数える
=COUNTBLANK(B2:B10)
未入力のセルの個数を返します。「あと何件残っているか」を出すのに使います。
3つの関係
何も入力していないセルだけが空白の範囲なら、次の関係が成り立ちます。
COUNTA(範囲) + COUNTBLANK(範囲) = 範囲全体のセル数
また、COUNTA から COUNT を引けば、文字列が入っているセルの個数がわかります。
=COUNTA(B2:B10)-COUNT(B2:B10)
数字を入れるはずの列に文字が紛れ込んでいないか確認したいとき、この式が役に立ちます。
見た目が空でも数えられるセルがある
="" のように、空の文字列を返す数式が入ったセルには注意が必要です。画面上は空白に見えますが、COUNTA では「中身がある」として 1 と数えられます。
さらにややこしいことに、このセルは COUNTBLANK でも「空白」として数えられます。そのため上の関係が崩れ、2つの合計が範囲のセル数より多くなります。
IF関数で「条件を満たさないときは "" を表示する」という書き方をした列では、この現象が起こります。件数が合わないときは、その列に数式が入っていないか確認してください。
条件をつけて数えたいとき
ここまでの3つは、範囲の中を無条件に数える関数です。「60点以上の人だけ」「〇が付いている人だけ」のように条件に合うものだけを数えたい場合は、 COUNTIF関数 を使います。考え方が変わるので、この記事では扱いません。
関連する関数
| 関数 | 用途 |
|---|---|
SUM |
合計を求める |
AVERAGE |
平均を求める。COUNT が分母にあたる |
COUNTIF |
条件に合うセルの個数を数える |
COUNTIFS |
複数の条件に合うセルの個数を数える |